第6話では、プロの取材サポートを受けながら、青井くんたちが地方の工場や営業所の知られざる奮闘を掬い上げた「職場紹介動画」と、「周年記念誌」が形になりました。全社が一丸となって迎えた記念式典当日。しかし、ゲストの飛行機が飛ばないという予想だにしないハプニングがチームを襲います。
ここでは、動画づくりで得られる組織の変化と、イベント運営に欠かせないリスクマネジメントの鉄則を解説します。
1. 他部署へのリスペクトが、次のイノベーションを生む土壌になる
普段、別々の拠点や異なる業務をしていると、どうしても「他の部署が何をやっているか分からない」「こちらの苦労を理解してくれない」といった心理的な壁(組織のサイロ化)が生まれがちです。
劇中で青井くんが自ら現場に赴き「一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?」と問いかけたように、スポットライトが当たりにくい部署のプロフェッショナルな仕事ぶりを可視化することは、社内に大きな変化をもたらします。 茶畠部長が語った通り、周年をきっかけに「社員ひとりひとりが他の誰かを讃える」文化が育つと、部署を超えたリスペクト(相互尊重)が生まれます。この縦横の繋がりと心理的安全性こそが、将来の新しいアイデアやイノベーションを生み出す強力な土壌(組織力)となるのです。
2. イベント当日の「もしも」を支えるリスクマネジメントの基本
どれほど万全な準備をしていても、リアルのイベントには予測不可能なトラブルがつきものです。十色金属チームを襲った「滑走路閉鎖で登壇ゲスト(虹村会長)の飛行機が飛ばない」という緊急事態のように、当日のアクシデントへの備えは式典の成否を分けます。
「もしも」の想定と優先順位付け: 計画段階で「何が起こり得るか(交通遅延、機材トラブル、体調不良など)」を洗い出し、それぞれの影響度に応じた初動の動きを決めておきます。
迅速な判断ができる指揮系統: トラブル発生時に、誰が最終決定を下すのか(今回の場合は茶畠部長や赤城さん)を明確にしておくことで、現場のパニックを防ぎます。
「プランB(代替案)」を仕込んでおく: 登壇者が来られない場合に備え、代理を立てるのか、プログラムの順序を入れ替えるのか、あるいは別の技術的なアプローチがあるのか。あらかじめ複数の選択肢をシミュレーションしておくことが最大の防御となります。
次回への架け橋:どうなる記念式典!?絶体絶命のピンチに、チームが動く!
滑走路にまさかの羊が乱入し、記念スピーチをしていただく予定だった虹村会長の足が完全に奪われてしまった十色金属チーム。「どうなる記念式典!?」と誰もが青ざめる大混乱のなか、チームのメンバーがあるアイデアを思いつきます。 チーム一丸となってこの絶体絶命のピンチを乗り切るための作戦が始まります。
次回、第7話のテーマは「社内報の整理でピンチを感動に?」。 ハプニングが生んだ最高のドラマと、周年事業を通じて結ばれたチームの固い絆の結末を、どうぞお楽しみに!
・前話(第5話)を読む
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