東京に最初の緊急事態宣言が発令された期間は2020年4月7日~5月25日。どの企業も対応に戸惑いながら過ごしましたが、解除後にじわじわと押し寄せてきたのは売上減少の波。 「飲食店で、ほかの席のビジネスマンたちがこれからはDXだ、ネットショップだと言っているのが聞こえてきて、どこも同じ課題を抱えていると感じました」と話すのは七彩の大島さん。
「ECの立ち上げをとにかく急いでおられたこと。将来的な規模感が未定。先行して出店している楽天、Yahoo!、Amazonといった各種モールとの連携を希望されていること。運営を担当される方がネットビジネス初心者というような条件から、EC構築にはShopifyが最適だと考えて資料を作っていきました。坂本さん、大島さんとのお話も弾んで、いい雰囲気だったので、一緒にお仕事ができるといいなと思ったことを覚えています」と鈴木。
「実をいうと、もっと早くからTOPPANクロレさんにお願いしようと私の中では決まっていたんです。これまでやってきた店舗設計施工の業務でも、いろいろなパートナー企業さんとのお付き合いがありましたから、担当者のちょっとした対応で、一緒にやっていけるかどうかというのはわかるものです」と坂本さん。 受注が決まるまでの鈴木の複雑な心情は推して知るべしですが(笑)。 後半に続く。
「ECデザインでは、溢れるクリエイティビティを強く、
しなやかな組織力で受け止めてくれました~七彩様の事例【後編】」はコチラ