「全社を巻き込むアイデア出し」が成功への近道!納得感を生むプロジェクトの進め方
第2話では、事務局だけで抱え込まずに社内から広くアイデアを募るシーンが描かれました。しかし、ただ集めるだけでは、青井くんのように冷めた視線を持つ社員との温度差が生まれてしまうことも……。プロジェクトを円滑に進め、社内を盛り上げるための5つのポイントを解説します。
1. 「委員会」の枠を越え、全社員を当事者に変える
周年事業が「一部の人間だけが盛り上がっている行事」に見えてしまうと、現場の協力は得られません。
初期段階から社内アンケートなどでアイデアを募ることで、「自分の意見が反映されるかもしれない」という参加感(自分事化)を醸成できます。いろいろな部署の視点が入ることで、事務局では気づけなかった会社の宝物が見つかるはずです。
2. 外部からのアイデアをスパイスにする
社内だけで考えると、どうしても「例年通り」や「内輪ウケ」に偏りがちです。漫画のクロレさんのように、プロ(外部パートナー)からの客観的なアイデアや他社事例をもらうことで、自社の強みを再定義でき、新鮮でインパクトのある施策へと昇華させることができます。
3. ブレストは「否定しない」が鉄則!
アイデア出しの場(ブレスト)で最も大切なのは、出された意見をすぐに否定しないことです。
「予算が……」「前例が……」と先に制限をかけてしまうと、自由な発想は止まってしまいます。まずは突拍子もないアイデアも歓迎する雰囲気を作りましょう。漫画のように、一見派手すぎる意見の中に、実は「社員の切実な願い」が隠れていることもあります。
4. 「目的」という定規を持って選別する
集まった大量のアイデアの中からどれを採用すべきか。その判断基準となるのが、第1話で確認した「周年事業の目的」です。目的を意識することで、何を優先的にやるべきか、どれくらいの費用をかけるべきかが明確になります。軸がブレなければ、経営層への説明もスムーズに進みます。
5. 「担当制」にして推進力を高める
アイデアが決まったら、早めに「担当」を割り振りましょう。漫画では、茶畠部長が青井くんを「記念誌編集長」に任命しました。あえて冷めた若手や他部署のキーマンを巻き込み、役割を与える(担当制にする)ことで、プロジェクトは一気に動き出します。各担当が専門家の伴走を得ることで、事務局の負担を抑えつつ、質の高い事業へと繋がっていきます。
さて、茶畠部長から「記念誌編集長」という大役を強引に押し付けられてしまった青井くん。最初は「コスパが悪い」「面倒だ」と後ろ向きな態度でしたが、クロレさんが持ってきた“ある一冊”が彼の心を動かします。
次回、第3話「記念誌の準備には何が必要?」。
冷めていた若手社員が、会社の歴史を編む楽しさに目覚めていくプロセスは必見です。記念誌制作の第一歩をどう踏み出すべきか、そのヒントを詳しくご紹介します。お楽しみに!
【キャラクタートリビア】
ここでクロレさんのデザインに隠された裏話をご紹介。 クロレさんの耳飾りは、TOPPANクロレの前身である旧・図書印刷が、その歴史の中で最初に手掛けた「荷札」をモチーフにしています。
周年事業とは、自社の原点を振り返り、未来へつなげる大切な機会。クロレさんもまた、自社の原点を耳飾りに携えて、日々お客様の周年プロジェクトに伴走しています。
周年事業のご相談は、TOPPANクロレへ
TOPPANクロレでは、目的や対象者、予算など、お客様のご要望に沿った周年事業の企画を提案いたします。社史・記念誌や記念品、デジタルアーカイブ、CI・周年ロゴなどの企画制作はもちろん、記念式典やイベントの実施運営など、さまざまな支援をいたします。
>>企画策定から実施までトータルサポート「TOPPANクロレの周年事業支援」