この記事は、
「Shopifyで自社ECを始めたい」
「Shopifyで使える決済手段を知りたい」
「Shopifyで代引きや銀行振込に対応したい」
「ShopfiyでPayPayやLINEPayに対応したい」
という方向けの記事です。
ECを運営するにあたって「決済手段は多ければ多い方が良い」と言われます。その理由としては、使いたい決済手段がないと顧客が離脱してしまう可能性がある、ということが主に挙げられます。
Shopifyでもそうした離脱を防ぐために多くの決済サービスが用意されており、公式による決済方法の解説ページをご覧いただくと使えるサービスの概要は把握できます。こちらでは各サービスで対応している決済手段の特徴やポイントについて、独自にまとめてみました。
Shopifyに関しての詳しい説明はこちら
Shopify(ショッピファイ)がECサイト構築に選ばれる理由とは?特長や事例を紹介ShopifyペイメントとはShopifyにデフォルトでついている決済サービスです。ワンクリックで利用することができ、これさえあればほとんどのクレジットカード決済は問題なく対応可能です。
Shopifyペイメントが決済サービスとして優れているのは「ワンクリックで設定できる」という点です。通常ECでクレジットカード決済などに対応するには、別途決済サービスを選定し、審査を受け、契約して、カートシステムと連携させる必要があります。Shopifyペイメントであればこの時間と労力の手間なく、ECを作ったその日からクレジット決済に対応することが可能になります。
なおShopifyペイメントの利用料は無料で、それ以外の決済方法を使用した場合、Shopifyのプランによって、ベーシックで2%、スタンダードで1%、プレミアムで0.6%、Shopify Plusで0.2%の取引手数料がかかります。
Shopifyペイメントではクレジットカード決済としてVISA /Mastercard/JCB /American Express/Diners Club/Discoverに対応しています。また、設定をするだけで Apple Pay /Google Pay /Shop Payも利用可能です。
Shop PayはShopifyが用意したサービスで、元はShopify Payという名前で2017年にローンチされました。Shop Payでは、ユーザーが自身の住所やクレジットカード情報を保存しておくことで、次回以降、Shop Payが使えるストアではそれらの入力の手間が省けます。セキュリティもしっかりしており、認証方法は、ユーザーがShop Payに保存したデータを使用する場合は、登録した携帯電話番号に送信されるShop Payコードを使って認証を行います。
Apple Pay /Google Pay /Shop Payに関してはチェックボックスにチェックを入れるだけで設定可能で利用料もかかりません。また決済手数料もすべてShopifyペイメントの基準と同じになるため、余計なお金というのは発生しません。ユーザーの決済をスムーズにして離脱を防ぐためにも、特別な理由がない限りは活用をお勧めします。
国内で利用可能なShopifyの決済サービスは、Shopifyペイメントを含めて18種類。うち3種はShopifyペイメントと同時に設定できる、Apple Pay /Google Pay /Shop Payです。ここでは、その他のうち10種のサービスに関して、対応可能な決済手段を簡単にまとめてみました。それぞれの利用メリットも簡単に解説します。
クレジットカードの決済手数料は、国内発行のカード 3.25%~3.55%、海外またはAmex 3.8%~3.9%です。
以上、Shopifyの決済に関してご紹介しました。
基本的には「Shopifyペイメント」さえ利用していれば大きな問題はないものの、ティーンエイジャーやシニアをターゲットにする商品や、一定数の非クレカ層も取り込みたい場合は、コンビニ決済や携帯キャリア決済などの導入検討は必須となっています。
基本以上の決済手段の導入を考えるのであれば、まずは現時点での売り上げ規模や、顧客として定着しているユーザー属性などを考慮し、優先して導入すべき決済手段が何かを見極めることからはじめてみましょう。
TOPPANクロレではShopifyでの自社EC構築やアプリ開発、運用支援を行っております。Shopifyやその他カートシステムでの自社EC構築をご検討の際はぜひ一度ご相談ください。
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