『ことばのまほう』に登場するのは、こどもたちが大好きな可愛い動物たちです。イラストを描いたのはグラフィックデザイナーのあきやまあいこさん。キャラクターづくりにおいては、ロート製薬の女性社員たちの意見も取り入れたそうです。
TOPPANクロレでは、創業である印刷やセールスプロモーションにまつわる全ての業務と、Webサイト、ECサイト構築・運用、Web広告、SNS運用などのデジタルマーケティングまでサポートしますとうたっていますが、実際に一つのお客様に、印刷もデジタル領域もご支援させていただく機会は、まだまだ多くはありません。
出版物の製造に向けて大阪営業所が動く中、東京のデジタルマーケティングチームでは、オンラインでの販売戦略のご提案準備を進めていました。最初にご依頼いただいたのは、ホームページです。
デジタルマーケティングチームのメンバーは、小倉純也、塚田航太、雨宮百花、小島果歩の若手4人です。プランの概要は、戦略としては、初期採用層の獲得と口コミによる拡散を狙うこと。戦術としては、各購入チャネルにおいてレビュー施策を行い、初期から口コミや専門家レビューなどでこの絵本の権威性を醸成すること。また、ユーザーの UGC 創出を促す施策を実施し、ユーザーに絵本のベネフィットを訴求してもらい、使用イメージを定着させることといった内容です。
具体的には、瀧本さん、戸口さんも考えておられたクラウドファンディングに加えて、Instagram、ホームページでの使い方動画から販売チャネルへの接続等々です。前編でも触れたように、これらのプランはお二人が思い描いていたデジタルプロモーションとほぼイコールだったそうです。
その後は、戦略プランにそって、本格的なデジタルマーケティングがスタートします。担当営業の小倉、広告運用は塚田、ディレクションは雨宮、デザインは小島、4人が大阪営業所と、そしてみるく舎様と心を一つにして絵本を世に出し、広めるために伴走支援しました。
自身も子育てに奮闘するデザイン担当の小島は、かつてはTOPPANクロレで出版社の担当営業経験があります。
「営業をしていた頃にも絵本のお仕事をした経験があります。その時は、製造することで精いっぱいで、作った人の思いを考える余裕がありませんでした。今回は、デザイナーとして、また子どもを持つ母親としてこのお仕事をさせていただいて、瀧本さんの思いを共有しながらクリエイティブに取り組めたので、すごく楽しかったです。」と語ります。
ステキなお言葉をいただき、絵本作りにおいても、デジタル施策においても、みるく舎様の、社会課題に向き合う姿勢や、つくり手の想いに我々も共感し、しっかりと寄り添いながらお仕事ができたことを光栄に思います。
これからも、みるく舎様のチャレンジを末永く伴走支援させていただきたいと考えています。ありがとうございました。
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TOPPANクロレでは、SNS運用、Webサイト、EC事業の構築・リニューアルも含めた幅広いデジタルマーケティング支援サービスを提供しています。お客様の課題や外部環境を踏まえた上で、企業(またはブランド)の強み・特長を、データに基づいて洞察、咀嚼/翻訳し、課題解決へ向けた戦略プランの設計から運用までをお手伝いしております。
「TOPPANクロレが描くDX時代のマーケティング透視図」のページでは、当社の「デジタルマーケティング支援サービス」の導入企業のご担当者様や、デジタルマーケティング界の識者の方々へのインタビューを通じて得られた「生の声」を掲載。ぜひお客様のマーケティング活動にお役立てください。