「お米のおもちゃシリーズは、これまでずっとテレビCMと雑誌広告だけで訴求してきました。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、店頭での販売が伸び悩んでいたこともあり、これまでのように代理店さんに広告枠を発注するだけでは効果が回収できなくなっていたのです。SNSやWeb施策にチャレンジしたかったのですが、社内のリソースだけでは知識も不足しているので、私たちの意向や情報を共有して、積極的に関わっていただけるパートナーを探していました」(小板さん談)
旧サイトの課題や、サイト内で商品決定までを促し、購入者の満足度を高めたいという目標に対して、お米のおもちゃブランドページをリニューアルし、サイト導線を整理することをTOPPANクロレから提案。また、リニューアルページをランディング先とした各種広告配信の実施と、中間コンバージョンを形成するロジックツリーを策定してのKPIレポーティングも合わせてご紹介しました。これにより広告と導線の最適化を図ることで、外部ECへスムーズに誘導させる設計を実現しました。(お米のおもちゃサイト。トップページのイメージは本ページ上部)
ピープルの片桐さんは「社内で考えていただけでは思いつかない施策をご提案いただき、TOPPANクロレさんにお願いしたいなって思いました。コンテンツページの企画やヒートマップを使った効果測定~PDCAの促進など、一緒に目標達成に取り組んでくれると確信しました」と語ります。
リニューアルの期間は約2ヶ月。雨宮も入社以来、初めて制作を担当した案件でした。 「提案から制作を通じて、ピープルさんとの案件の中ですごく成長させてもらったなって感じています。サイトのデザインも可愛いし、赤ちゃんの写真素材にも癒されるし、とても楽しかったです」(雨宮談)。
サイトリニューアルと広告運用などのWeb施策の強化を始めて半年以上がたった今、お米のおもちゃシリーズ購入者のアンケートにも、認知のポイントがWeb広告という回答が増えてきました。
お米のおもちゃシリーズの原料のお米は、日本全国で獲れたお米を使用しています。食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、 飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を特殊な技術でアップサイクルしたのがライスレジン®と呼ばれる樹脂です。BtoC商材に利用されている例は少なく、同素材の開発企業もお米のおもちゃシリーズを高く評価しています。同社との取り組みの一つとして南魚沼市に「ピープル農場」も所有。どんな展開をしていくのか、大いに期待されます。
パパ、ママに寄り添いながら、安全、安心、そして地球のことも考えた素材や新しい発想でモノづくりに取り組むピープル様。「ぽぽちゃん、お米のおもちゃだけでなく、ピープルの商品全体にかかわる課題や目標をうかがう中で、まだまだお手伝いできるところはたくさんあります。これからもピープルさんとデジタルマーケティングで伴走しながら、僕らも成長させていただきたいと考えています」(鈴木談)
「出会いは人気商品のプロモーション施策で悩んでいた頃。
店頭、パッケージ~オリジナルサイト制作までサポート~ピープル様の事例【前編】」はコチラ
TOPPANクロレでは、WebサイトやEC事業の構築・リニューアル、プロモーションも含めた幅広いデジタルマーケティング支援サービスを提供しています。お客様の課題や外部環境を踏まえた上で、企業(またはブランド)の強み・特長を、データに基づいて洞察、咀嚼/翻訳し、課題解決へ向けた戦略プランの設計から運用までをお手伝いしております。
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「TOPPANクロレが描くDX時代のマーケティング透視図」のページでは、当社の「デジタルマーケティング支援サービス」の導入企業のご担当者様や、デジタルマーケティング界の識者の方々へのインタビューを通じて得られた「生の声」を掲載。ぜひお客様のマーケティング活動にお役立てください。